901年、菅原道真公は九州大宰府に左還させられ、その後、京の都は様々な天災に遭い、道真公の御霊と恐れられました。
942年、多治比文子に「北野右近の馬場に社殿を造り、自分を祀れ」との神託がありましたが、貧しく祀ることができず、かわりに自宅の近くにお祀りをしていました。5年後、近江の太郎丸という少年にも同じく神託があり、神託の通り、文子天満宮を創建しました。
地元の人は『文子(あやこ)さん』と親しみをもって呼ばれるこのお祭りは、毎年、4月の第3日曜日(今年は4/19)に還幸祭・巡行が行われます。ちょうど七味六兵衛・本店の前の通りをお御輿などが巡行されます。